小石川植物園のイヌザクラ
入り口を入って坂道を少し上がったところにイヌザクラ(バラ科)の大木があります。
春に出掛けたときは必ずこの木を見に行きます。
イヌザクラはサクラと言っても花の付き方が少し変わっています。白い小さな花がたくさん集まって穂のようになるので、まるで試験管などを洗うブラシのように見えます。
毎年、見に行く木は、一部の枝の花穂に小さな葉が混じります。なかには写真のように小枝のようになってしまうものもあります。
テングス病のような病気かと思ったりもしたのですが、写真のようになるのは花穂だけで枝などは普通のイヌザクラと変わりません。木が弱っているようにも見えませんし、原因は何なのでしょう?
写真をクリックすると大きくなります。
今回の小石川植物園の写真はこれで終わりです。
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コメント
多花枝イヌザクラですね。
(↑専門用語ではありません)
我が家の近辺のイヌザクラも開花時期ですが,どれも高木になってしまっていて,花穂のあたりをきちんと観察できません。
梢にじゃまされて見えません…花がらが地面に落ちて,その開花を知るという具合。
イヌザクラの葉っぱは「くさい」という図鑑でもちまたでももっぱらの評判ですが,押し葉にするとクマリン臭がしてイイ香りです。
投稿: はるこ | 2009年5月18日 (月) 13:17
で、原因は何かしら? イヌザクラではよくあることなの? ほかの木ではどうかしら? 疑問がいっぱい・・・。
イヌザクラの葉っぱもクマリンの香りがするのね。今度、見つけたら押し葉にして見ます。クマリンは好きなので楽しみ。
投稿: ひなた | 2009年5月18日 (月) 16:34