里山と湿地の植物 色とりどりの実
里山と湿地で観察した植物の続きです。
ようやく秋らしくなってきて、色とりどりの実が見られるようになりました。
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ガマズミは輝かしい赤色の実になります。
赤い実の中に、少し大きくて毛に生えた実がありますが、これはガマズミミケフシという虫こぶです。ガマズミミケフシタマバエの幼虫が実に寄生しています。
ガマズミミケフシ! うっかりすると舌をかんでしまいそうな名前ですね。漢字で書くと「鎌酸実実毛五倍子」となって、ガマズミ→「鎌酸実」 ミ→「実」 ケ→「毛」 フシ→「五倍子」だそうです。ということは、ガマズミミケフシタマバエは鎌酸実実毛五倍子玉蠅と書くのですね。なにかの暗号か、おまじないの言葉みたいです。
クサギは花と実が見られました。
スズメウリ
ゴンズイ
ヤブマメ ノササゲ トキリマメ 秋の里山 その1
里山で秋の花や実を観察してきました。
以前はよく手入れされた里山だったのですが、久しぶりに行ってみたら、アズマネザサや蔓草などに覆われてだいぶ荒れていました。
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駐車場近くの山道沿いにヤブマメがたくさん咲いていました。紫色と白色の花、素敵ですね。涼やかな花だと思います。
別の山道にはノササゲが花盛りでした。クリーム色の花が鈴なりに咲いていました。
トキリマメは莢になっていました。もう少ししたら莢が赤くなりますね。
ほかに見られた花は・・・。
シラヤマギク
コバノカモメヅルの花が残っていました。何年か前に観察した時は、周りのススキを覆いつくすほどだったのですが、今年はすっかり株が小さくなっていました。復活してくれると良いけど・・・。
ススキの根元にナンバンギセルが咲いていました。花が残っていて良かった~(^^♪
ユウガギク
続きます。
今日の空模様 2023 10/10
雨が上がって良いお天気になりました。
青空が気持ち良い~(^^♪
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今年は10月になっても暑い日が続いていましたが、この2~3日は朝夕が涼しくなって秋らしい風が吹くようになりました。
よく出掛けている里山を少し歩いてきました。
夏を思わせるような雲と秋を思わせるような雲の両方が見られました。
夏を思わせるような雲
秋を思わせるような雲
タカアザミと花に来ていた昆虫と青空と。
しばらく歩いていたら、いつの間にか良い感じで不穏な雲が広がっていました。夕方に、にわか雨が降るという予報が出ていたのを思い出して、家に帰ることにしました。
家に帰って、アイスクリームを食べながらまったりしていたら、夕方5時頃に雨が降り出しました。
お鷹の道 湧水
国分寺市の「お鷹の道・真姿の池湧水群」に行ってきました。
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お鷹の道
崖線下の湧水が集まって、小さな清流となり、野川に注いでいます。清流沿いには遊歩道が整備されていて、緑の木々の中をのんびりと歩くことができました。
真姿の池湧水群
真姿の池の名前の由来は、嘉祥元年(848)、病気に苦しんでいた玉造小町が、病気平癒のために国分寺を訪れて21日間薬師如来に参拝したところ、池の水で身を清めるようにという霊示を受けて快癒したという言い伝えによるそうです。病が癒えて、元の姿(真姿)に戻ったことから、「真姿の池」と呼ばれるようになったということです。
現在は池の中央に弁財天が祀られています。
真姿の池から流れる清流。とてもきれいな水の流れでしたよ。
おまけ~(^^♪
お鷹の道の途中にあったマンホールの蓋です。絵柄が素敵ですね。
国分寺市東元町3丁目・西元町1丁目
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