都立薬用植物園の白い花 (5月初旬)
5月初旬に都立薬用植物園で咲いていた白い花です。
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初夏にふさわしい爽やかな白い花たちでした。
ガクウツギ
ガマズミ
去年、「装飾花があるけど、コアジサイで良いの?」と思った植物です。装飾花以外はコアジサイでした。やっぱりコアジサイで良いのかな?
エゴノキのシャンデリアがあちこちに・・・。
何種類かのハチが花に来ていました。どのハチも花に顔を突っ込んでいました。(^o^)
コウモリカズラの花はそろそろ終わりのようです。北海道、本州、四国、九州、沖縄の沿岸地~山地に自生するつる性落葉樹です。東京にも自生しているようですが、数は少なくてなかなか見られないようです。ここで見られたのは嬉しかったですね。
清瀬市下宿のふせぎ ( 5月3日 )
清瀬市下宿に古くから伝わる「ふせぎ」という民俗行事があります。ふせぎとは、その地区に病気や災害などの悪いものが入ってこないように、藁で作った大蛇などを地区の入り口に取り付けて侵入を防ぐ行事です。
地区の入り口(観音坂)に2本の大木があります。その幹に大蛇を取り付けます。
足場ができていました。
近くの円通寺の長屋門の下で毎年新しい大蛇を作って、観音坂まで地区の方々が運び、2本の木の間に大蛇をかけます。
道路の反対側の木に大蛇のしっぽがかけられます。
大蛇の顔は迫力があります。この迫力なら悪いものも逃げていきそうです。
平成元年3月に清瀬市下宿のふせぎは東京都指定無形民俗文化財になりました。貴重な民俗文化のひとつで、清瀬下宿ふせぎ保存会の方々によって大切に守られています。
今はあまり見掛けませんが、日本の各地に「ふせぎ」のような行事が伝えられていました。木と木の間に大蛇をかけたり、縄を張ってサイコロ(博徒が入ってこないようにという意味)やタワシ(災いを洗い流す)などを取り付けたり、札を掲げたりしました。
「ふせぎ」は災いを防ぐ、という意味だろうと思います。ほかに、それぞれの地方によって、「道切り」とか「辻切り」などと呼ばれています。
最近、観察した帰化植物 (3月~5月)
この春(3月~5月)に、初めて観察したり、観察したことがあってもちょっと気になった帰化植物です。
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3月初旬に住宅街で観察しました。カラクサケマンではないかと思います。
トリミングしてみました。花序の下の方は丸い実になっています。
ショカツサイの葉なのですが、こんなに深く切れ込んでいるのは見たことがありませんでした。うちに帰って調べてみたら、根生葉と茎下部の葉は羽状深裂する、と書かれていました。ショカツサイの葉が羽状深裂することを初めて知りました。(3月中旬)
民家のブロック塀に沿ってナデシコ科の花が咲いていました。可愛いピンクの花です。うちに帰って調べてみました。シレネ・ピンクパンサーという花ではないかと思います。ムシトリナデシコの仲間のようです。(4月初旬)
ビオラでしょうか?
翼弁が紫色だけど、ナヨクサフジで良いのかしら? (5月初旬)
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