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湿地の植物 田んぼの植物 (8月中旬) 田んぼ その1

湿地から移動して、ミズトラノオが咲いているかもしれない、という田んぼに行きました。

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田んぼ周辺を探してみましたが、なかなか見付かりません。ここでは絶えてしまったかと思い始めた頃、ようやく畔の草むらの中に蕾のミズトラノオを見付けました。

まだ花は咲いていませんでした。数は少なかったですが、ミズトラノオが見付かって良かったです。

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畔にミゾカクシが咲いていました。

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田んぼのあちこちでオモダカの花が咲いていました。

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続きます。

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湿地の植物 田んぼの植物 (8月中旬) 川沿いの湿地

8月中旬、栃木県の湿地と田んぼに植物を見に行きました。

蒸し暑い1日でしたが、ずっと見たいと思っていた花が見られて、有意義な1日になりました。

暑い中、案内して下さったPさん、有り難うございました。

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河畔の湿地で、以前から見たいと思っていたミズトラノオを見ることができました。

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蕾です。

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中央にもうすぐ咲きそうな蕾が見えます。

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花は、雄しべは4個で、花糸には密に細長い毛があります。花糸も細い毛も薄紫色でとても美しい花だと思います。

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近くにコウホネも咲いていました。

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続きます。

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牧野記念庭園 キツネノカミソリ オオキツネノカミソリ

牧野記念庭園にキツネノカミソリ、オオキツネノカミソリを見に行きました。

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キツネノカミソリが咲いていました。枯れた花がひとつもない、ちょうど良いタイミングでした。
キツネノカミソリはオオキツネノカミソリよりも小型で、雄しべは花弁より短いというのが特徴です。本州、四国、九州に分布して、人里近くに生えています。花期は8~9月です。

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オオキツネノカミソリの花もちょうど良いタイミング。鮮やかなオレンジ色のきれいな花ばかりでした。
オオキツネノカミソリはキツネノカミソリの変種です。花はオオキツネノカミソリの方が大きく、花弁は9cmくらいになります。雄しべが花弁よりも長く、花の外に突き出しています。関東地方以西に分布して、山地に多く見られます。花期は8月中旬~下旬頃までです。

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ヒオウギの花はもっときれいなオレンジ色だったのですが・・・。残念な写真になってしまいました。しょんぼり。

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ヨコグラノキが植えられていました。まだ植えられたばかりという感じでした。元気に育って、花や実が見られるようになると良いですね。
葉は左右交互に2枚ずつ付いています。こういう葉の付き方をコクサギ型葉序と言います。

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スエコザサです。アズマザサの変種で、本州の宮城県以北に分布しています。牧野富太郎が仙台市で発見して、奥様の寿衛子さんに感謝して献名しました。

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(8月初旬)

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神代植物公園 植物多様性センター 生き物

神代植物公園の植物多様性センターで観察した生き物です。

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イトトンボのお仲間です。青がとても綺麗でした。

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キイトトンボがまた見られました。

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カメムシのお仲間?

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写真と図鑑を見比べてキボシカミキリではないかと思ったのですが、どうでしょうか? ちょっと自信がありません。お分かりになる方がいらしたら教えてください。

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ニホンカナヘビがじっとしていてくれたので、大撮影大会になりました。 (-^〇^-) 

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葉に止まってじっとしていたので、裏から撮ってみました。

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カマキリのお仲間です。これも図鑑を見てみましたが、よくわかりませんでした。緑色と茶色のカマキリは同じ名前のカマキリ?

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「○○のお仲間」までは何とかなるのですが、その先のお名前まではなかなかたどり着けません。お分かりになる方がいらしたら教えてください。よろしくお願い致します。

神代植物公園の植物多様性センターで観察した植物と生き物は以上です。

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神代植物公園 植物多様性センター 夏の花 3

伊豆諸島ゾーンで観察した植物です。

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今年もサクユリの花を見ることができました。良い香りです。

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本当に大きな花ですね。大人の顔くらいの大きさはありそうです。サクユリは、ヤマユリによく似ていますが、花弁に赤褐色の斑点が少ないこと、芳香が強いこと、葉の幅が広いことなど、サクユリ独自の特徴があります。花は大きく、直径30cmほどになることがあって、世界一大きなユリの花と言われています。また、葉が厚く、光沢があり、海岸の植物に見られる特徴もあります。

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サクユリに似ていますが、花弁に斑点のある花が咲いていました。ヤマユリの花粉の影響を受けたと思われる花と言われていて、このような花はヤマユリとする見方もあるそうです。

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ガクアジサイの花はもう終わりですね。

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シマホタルブクロです。

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テリハノイバラの花が一輪残っていました。

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ハマボウフウの若い実です。

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若い葉を山菜としたり、漢方薬・民間療法薬として利用します。

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イソギクです。茎の下の方の葉が紅葉していました。

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イヨカズラの若い実です。実が熟して割れると、中から長い綿毛を付けた種が飛び出してきます。綿毛で風を受けて種を遠くに飛ばします。

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トベラの若い実と葉です。

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ここで紹介した植物は海岸や海の近くで見られる植物です。どの植物の葉も厚く、光沢があります。これは海岸の植物に見られる特徴のひとつです。

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神代植物公園 植物多様性センター 夏の花 2

神代植物公園の植物多様性センターの続きです。

武蔵野ゾーンで観察した植物です。

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トチノキに実が生っていました。

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ヤマユリが咲いていました。夏の香りの中で一番好きな香りかも・・・。 (-^〇^-) 

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キキョウの花は涼しげで良いですね。とにかく暑い日だったので、あの青紫色の花に癒されました。

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イヌゴマは湖畔、川岸、休耕田などの湿地で見られる植物です。狭山丘陵の休耕田脇で毎年花を見ています。

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クマツヅラです。千葉にいた頃はごく普通に見られる植物だと思っていましたが、東京に来てからはめったに見ません。八王子で一度見たくらいかな。あの時のクマツヅラ、今も咲いているかな?

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ヤブカンゾウはよく見ますね。夏が似合う花です。

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ワレモコウ

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コマツナギ

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ナミキソウは海岸で見られる植物です。 (何故か武蔵野ゾーンで咲いていました。) 海岸の波打ち際に近い砂浜に生えることからナミキソウ(波来草)だそうです。名前の由来は、同じシソ科タツナミソウ属のタツナミソウ(立浪草)と似ていますね。ナミキソウの花は初めて見ました。

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カワラナデシコの花は涼しげで良いですね。繊細に切れ込んでいる花が素敵です。

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ナワシロイチゴの実が熟していました。

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メグスリノキの若い実です。

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マヤラン

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ムラサキの花が残っていました。

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続きます。

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神代植物公園 植物多様性センター 夏の花 1

7月初旬、神代植物公園の植物多様性センターに行ってきました。今回の目的はサクユリとキイトトンボです。

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植物多様性センターの情報館わきの水生植物から観察を始めました。

ヒメコウホネ

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ヒシの花です。子供の頃、家の近くの沼にヒシがたくさん浮かんでいました。実はほんのりと甘く、栗の実にちょっと似ていました。あの頃は田舎の子供のおやつでした。

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オニバスの葉です。

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ヒツジグサが咲いていました。ヒツジグサの花を見るのは久しぶりです。

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ヒメコウホネ、ヒシ、オニバス、ヒツジグサは浮葉植物と言います。水面に葉を浮かべて、水底に根を張る植物です。


ミズキンバイ

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イヌタヌキモは食虫植物です。

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